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ホテル・カリフォルニアはこんな意味だったの?!Hotel California和訳、意味、解釈 

ホテル・カリフォルニアは短編映画のような歌です。いろんな情景をものすごい細かさで描写する。砂漠でかく汗の匂い、髪の毛に絡む涼しい風、どこか遠くの方でまたたいている光。

よく何かを書くとき「show don’t tell」「描きなさい。伝えない。」

たとえば、「砂漠が熱かった」ではなく「高速道路で汗をかいていた」といった方が身近に感じられて、迫力が出る。ホテルカリフォルニアは見事にこういう風に「言葉」で伝えずに、「五感」で表す歌です。

ホテル・カリフォルニアの解釈

はっきりと「こんな事がありましたよ」と言わないおかげで素晴らしい描写になりますが、そのせいでいろんな解釈されます。

そのいろんな解釈を話していきたいと思いますが、歌詞を書いたDon Henley本人がいうには基本的な意味は”A journey from innocense to experience”「「無邪気」から「経験」への旅」だと言っています。

当時イーグルズはものすごく売れているバンドだったから本人たちは「その時俺たちは何でも出来ていた(許されていました)から何でも試してた」と言っていました。ようするに

世の中を知らない青年からいろんな経験を積んだ大人に変わりつつありました。

「経験」にはいろんな事が含まれていると思います。

ホテルカリフォルニアはよく「麻薬」「中毒」についての歌だと主張する人がいますが、この曲はいろんな「経験」についての歌だと思います。もちろん「麻薬・中毒」ありますが「愛」「性」「成功」「強欲」「欲望」「うぬぼれ」などの「経験」も一杯包まれています。

ホテル・カリフォルニアというホテルは実際存在したか

舞台はロサンゼルスになっています。ホテルカリフォルニアというホテルは実際に存在しません。アルバムジャケットに写っているのは「Beverley Hills Hotel」です。御存知の通り、Beverley Hillsはハリウッドの近くにある有名人、芸能人が一杯群がる地域であります。だから、その辺の人の「快楽主義」を描き、社会的な意味合いもあります。

イーグルズも当時「ホテルの部屋をぶっ壊してめちゃくちゃにしてしまうバンド」として有名です。

だから、「快楽主義」の象徴である「ホテル」を歌ににしたのはなんとなく相応しいかもしれません。

Hotel California歌詞和訳

On a dark desert highway

暗い砂漠の高速道路で

Cool wind in my hair

冷やりとした風が髪に絡んで

Warm smell of colitas

コリタスの温かい匂いが

Rising up through the air

あたりに立ち込めていた

Up ahead in the distance

遠く先の方に

I saw shimmering light

またたく光が見えた

My head grew heavy and my sight grew dim

頭が重くなり、目がかすんできて

I had to stop for the night

一晩休まなくてはならなかった

There she stood in the doorway

戸口に女が立っていた

I heard the mission bell

教会の鐘が聞こえ

And I was thinking to myself

僕は思いをめぐらせた

This could be Heaven or this could be Hell

「これは天国かもしれない、もしくは地獄かもしれない」

Then she lit up a candle

すると彼女はろうそくを灯し

And she showed me the way

僕を案内した

There were voices down the corridor

廊下の先から声がして

I thought I heard them say

こう言ったような気がした

Welcome to the Hotel California

「ホテルカリフォルニアへようこそ

Such a lovely place (such a lovely place)

とても素敵な場所

Such a lovely face

とても素敵な外観

Plenty of room at the Hotel California

ホテルカリフォルニアは十分に空きがある

Any time of year (any time of year)

いつだって

You can find it here

ここでお待ちしています

Her mind is Tiffany-twisted

彼女は

ティファニー狂いだ

She got the Mercedes Benz

ベンツなんか持っているし

She got a lot of pretty, pretty boys

彼女にはたくさんのかわいい、かわいい美少年を

She calls friends

「友達」と称する

How they dance in the courtyard

かれらの中庭での踊り方よ、

Sweet summer sweat

甘い夏の汗

Some dance to remember

ある人は思い出すために踊る

Some dance to forget

ある人は忘れるために踊る

So I called up the Captain

それでキャプテンを呼んで

Please bring me my wine

「ワインを持ってきてください」と言った

He said, ‘We haven’t had that spirit here”

彼は言った「1969年からそんな根性はありませんでした」

“Since 1969”

And still those voices are calling from far away

それで、まだあの声が遠くから呼んでいるんだ

Wake you up in the middle of the night

真夜中に自分をお越し

Just to hear them say

ただこう伝えるために

Welcome to the Hotel California

「ホテルカリフォルニアへようこそ

Such a lovely place (such a lovely place)

とても素敵な場所

Such a lovely face

とても素敵な外観

They livin’ it up at the Hotel California

ホテルカリフォルニアではみんな大騒ぎだ

What a nice surprise (what a nice surprise)

どんなに素敵な驚きだ

Bring your alibis

口実を用意して来て

Mirrors on the ceiling

天井に鏡

The pink champagne on ice

氷で冷やされたピンクのシャンパン

And she said, ‘We are all just prisoners here”

彼女が言った「私達はみんなただの囚人なんだ

“Of our own device”

自分の意志によって」

And in the master’s chambers

主人の部屋で

They gathered for the feast

ご馳走のために彼らが集まった

They stab it with their steely knives

鉄の包丁で刺しても

But they just can’t kill the beast

どうしても獣を殺せない

Last thing I remember, I was

最後に覚えているのは

Running for the door

僕はドアに駆けていった

I had to find the passage back

戻る道筋を見つけなくてはならなかった

To the place I was before

元いた場所への道筋を

“Relax, ” said the night man

「落ち着け」と夜警が言った

“We are programmed to receive”

私達は受け入れるために出来ているのさ

“You can check-out any time you like”

いつチェックアウトしてもいいが

“But you can never leave!”

永遠に出れないんだよ

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