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This is America 和訳

Childish GambinoのThis Is Americaの日本語訳と解説ビデオを作りました。 This is America解説 This Is Americaはアメリカという国のいろんな「矛盾」を描く曲、歌詞、ビデオです。音楽では極端に対照的な構造になっています。きれいなアフリカっぽい合唱団、ギターの音楽の前後に非常に暗い感じのヒップホップの音楽がある。 それと同じようにビデオでは前のほうでChildish Gambinoと子供たちが楽しく踊っている間後ろのほうで人が反乱したり、もめたり、黒試合やっているしている。 歌詞では「お金持ちになろうぜ」「SNSで大人気になろうぜ」「踊ろうぜ」の次に「お前はただの黒人だ。拳銃を常備しないとくろすぞ」のような内容になっている。 上手いこと、アメリカ社会の矛盾をいろんな媒体で表している。 いうまでもなく、一番焦点を当てられている問題は「黒人対しての差別」「警察の黒人に対しての暴力」と「アメリカに銃が溢れている」です。 ビデオと曲が分けられないぐらい密接に合致しているけど今日は特にThis Is Americaの歌詞の方を見ていきたいと思います。 歌詞はすごく面白いと思います。一つの言葉に多重の意味がある両義的に解釈出来るのがほとんどです。はっきりした意味がほとんどない。一行一行が短い。長い文章はあまりないです。どっちかというと言葉のリズムと響きで遊んでいる感覚です。 僕が思うには一つ一つの言葉を苦労して一生懸命に考えたではなく、リズムを刻みながら思いついた言葉をその場で吐き出すように作ったのではないかと思います。でも、そのために無意識にいろんな意味に富んだ、いろんな解釈が出来る歌詞になっていると思います。 This is America 歌詞 和訳 Yeah, yeah, yeah, go, go away イェー、イェー、イェー、あっちへ行け We just wanna party 俺たちはただパーティーがしたいんだ Party just for you 自分のために騒ぐんだ We just want the money ただお金がほしいんだ Money just for you 自分のための金だ I know …

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Let it Be意味と和訳 – 英語圏の人が解説する!

いろんなレットイットビーの日本語訳がネット上にありますが、どれも100%ピンと来ないから他の訳を参考にしながら西洋人、英語の母語話者として、自分の訳を作りました。 ビートルズのレットイットビーは日本人のほとんどの人は知っているのではないかと思います。 音楽を聞くだけですごく素敵な曲で十分楽しめる、感動ができると思います。歌詞の意味もみんなある程度、大雑把に分かっていると思いますが、もっと歌詞を深く見て本当の意味を探ると色々面白い発見があるから今日はその話をしたいと思います。 Mother Maryの意味 後でlet it beの題名を見てみたいと思いますがまずはmother maryという歌詞から考えて行きたいと思います。 一番議論されている歌詞は「Mother Mary」のところです。聖母マリアとして解釈が出来るし、ポールのお母さんとして解釈出来ます。僕が思うにはどちらもの意味が含まれていると思います。 まず、”Mother Mary”を辞書で調べたら聖母マリアが出てきます。 確かに Mother Maryはそういう意味です。 でも、この曲はどういう風に作られたかというとポールが夢の中で自分の母親が出て来て、「ポールはいろいろ悩んでいるようだけど、大丈夫だよ。そのままほっとおけば何とかなるよ。」と言ってくれたらしいです。 それで、なんと、ポールのお母さんの名前は「メリー」なんです。マリアの英語発音のメリーです。 ポールのお母さんと聖母マリア それでみんなよくこのMother Maryはポールのお母さんを指しているのか、聖母マリアを指しているのか、議論されます。 ポール自身どっちなのか聞かれたとき、「人の解釈に任せます」と言っています。 じゃ、どっちなんでしょうか。 僕が思うにはどちらもだと思います。 普段自分のお母さんでも、人のお母さんでも、”Mother 何とか”と呼ぶことはほとんどないと思います。 どちらかというと「Motherなんとか」をいうとキリスト教の尼さんのえらい人の呼び方になります。 要するにポールが自分のお母さんをMother Maryと呼んでいたことはまずないでしょう。 いろいろな文化の宗教においての「母」 でもそもそも聖母マリアの存在、イメージ、意味合いを考えると、人間だれでも、いつでも慰めて、癒してくれる普遍的な「お母さん」のことです。 Alain De Bottonという好きな哲学者がいるんですけど、かれがいうには、どこ、いつの文化においても人間がこういう癒してくれる「お母さん」の存在を求めます。 ちょっと調べて見るといろんな癒してくれる「お母さんの神様」が山ほど出てきます。紀元前2600年ごろエジプトの方にHathorとIsisという癒してくれる神様がいました。1200年ごろの中東の方にはAsherahという神様がいて、南米にはTonantzinとCoatlicueがいたし、DeviとDurgaなどがいて、東南アジアと日本には観音様も似たような役割を果たしています。 人間には何歳になっても「よし、よし」と言って慰めてくれる存在が必要です。 だから、Let It Beに出てくる「お母さん」あるいは「聖母マリア」はそういう存在です。ポールにとって実際のお母さんでもありながら、世界が求めている普遍的な「お母さん」でもあります。 面白いでしょう。 国境を超えて西洋人でも、アジア人でも、ほかの国の人でもこの曲のパワーは共通しているではありませんか。 ポールは子供の時地元の教会の合唱団で歌っていたから、「聖母マリア」に親近感はあったに違いありません。 ジョンレノンはレットイットビーについてどう思ったなのか ちなみにジョンはこの曲あまりにもキリスト教、宗教的な響きがあってぜんぜん好きじゃなかった。ジョンのが書いたimagineの “Imagine there’s no heaven, no religion too” 「天国がないのを宗像しろ宗教がないのをそうぞうしろ」 とすごく対照的ですね。 じゃ、この曲の「お母さんの慰め」の趣旨が分かったと思いますので、次は題名を見てみましょう。 Let it …

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